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2023.08.02
SNSを活用したプロモーションの重要性

北九州の広告代理店フィールズジャパンです。
この記事は、企業のSNSの活用の重要性について解説していきます。

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、基本的に無料で利用することができ、ローコストで運用が可能なため多くの企業やインフルエンサーが参入しています。
戦略的に活用すればとても効果的なSNSですが、具体的な活用方法や何を投稿すればいいか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
各SNSの紹介と活用方法と重要性について簡単にまとめてみました。

SNS活用の目的

SNS活用の主な目的は、企業のメッセージを効果的に発信し、ターゲット層に対して訴求力のあるコンテンツを提供することです。
これにより、新たなフォロワーの獲得と既存の顧客との関係強化を図り、企業のイメージ向上とブランド認知の拡大を実現します。
しかし、ユーザーの動向を無視した一方的な広告によりストレスを感じてしまうユーザーも多く存在します。
直接的な売上や知名度向上を追求するのではなく、ユーザーとのコミュニケーションを重視し、より良い関係を築くことを目標としましょう。

SNS活用の重要性

SNSを利用したプロモーションは、従来の広告手法に比べて双方向のコミュニケーションを実現できる点が大きな魅力です。フォロワーからのリアルな声を聞きながら、製品やサービスの改善点を把握することで、顧客満足度の向上につなげることができます。
広範囲なユーザーにユーザーに届くため、さまざまな層に対してアプローチが可能です。
また、SNSを通じてブランドのストーリーやバリューを伝えることで、自社のブランドイメージを構築・向上させることが可能です。

SNSの活用方法

SNSマーケティングに使われる代表的なメディアとしては、以下の8つがあげられます。
  • Facebook(フェイスブック)
  • X(エックス)
  • Instagram(インスタグラム)
  • LINE(ライン)
  • Pinterest(ピンタレスト)
  • Threads(スレッズ)
  • Youtube(ユーチューブ)
これらのSNSは多くの利用者が日々使用しているため、戦略的にビジネスに活用することはとても効果的です。
また、SNSごとに特色があり、利用目的や年齢層が異なるため、自社のサービスや商品がどのSNSに合っているのか判断することが重要です。
それぞれのSNSの特徴を解説していきます。

FACEBOOK

■運営会社:Meta Platforms, Inc. (旧称:Facebook, Inc.)
■主な利用年齢層:30~40代
■利用者数(2023年7月現在):29億9,000万(国内:2,600万)
■向いている業種:全業種
■特徴
・世界最大のアクティブユーザーを抱える。
・特定のユーザーに広告を表示することが可能。
・さまざまな広告フォーマットを利用する事が可能。
・ウェブサイトやアプリを訪れたユーザーに対してリターケティング広告を表示することができる。
Facebookページのメリットは、無料で作成・運用できるため、広告費が限られている企業でも導入が容易です。投稿内容によっては制作費を抑えることも可能です。簡単な操作でSNSを使っている人にとっては投稿作業は容易で、リアルなコミュニケーションやフィードバックが得られることも魅力です。また、Facebook広告はターゲティングが細かく、自社の広告を自分で出稿できる点も特長です。ただし、コンテンツの更新が重要で、運用管理には人的コストが必要です。Facebookのアルゴリズムにより企業の投稿が友人の投稿より優先されるため、リーチを伸ばすのは難易度が高めです。SNSは頻繁に変化するため、常に最新情報を把握し対応することが重要です。

X(旧称:Twitter)

■運営会社:X Corp.
■主な利用年齢層:20~40代
■利用者数(2023年7月現在):3億3,000万(国内:4,500万)
■向いている業種:全業種
■特徴
・280文字以下の短いメッセージを投稿できる。
・リアルタイムの情報共有が得意で最新の情報を迅速に知ることができる。
・他者または自分の投稿を「再投稿」して自分のフォロワーに共有することが可能。
・ハッシュタグ(#)を使うことで、特定のキーワードやトピックに関連する投稿をまとめることができる。
Xは広告費をかけずに商品やサービスを宣伝でき、再投稿機能による情報拡散力があります。フォロワー数が少なくても、他のユーザーに再投稿されることで多くのユーザーに届く可能性が高いため、拡散力が高いSNSとして知られています。
また、企業はユーザーとのコミュニケーションや興味を引く投稿を通じて認知度を高め、新規ファンを獲得できます。
ただし、匿名性により顧客層の分析が難しく、企業の商品やサービスに対するユーザーの評判や意見を把握する際に注意が必要です。

Instagram

■運営会社:Meta Platforms, Inc. (旧称:Facebook, Inc.)
■主な利用年齢層:10~40代
■利用者数(2023年7月現在):10億(国内:3,300万)
■向いている業種:美容系やファッション、飲食等
■特徴
・「ビジュアル重視で写真や動画を中心にコンテンツが共有される。
・インフルエンサーとして知られる影響力のある個人が多く活躍。
・フォローしているアカウントの投稿が自分のタイムラインに表示される。
・ハッシュタグを使って特定のキーワードに関連する投稿を検索可能。
・24時間だけ表示される「ストーリーズ」という短い動画や写真を投稿可能。
インスタグラムはユーザーアクティビティが高く、頻繁に利用される傾向があります。そのため、定期的なコンテンツ更新によってフォロワーとの良好な関係を築けます。しかしながら、若年層が中心のユーザーをターゲットとするため、シニア層へのPR効果が限られる可能性があります。また、おしゃれな写真やきれいな写真を見たいユーザーをターゲットにしているため、ユーザー層とのマッチングが課題となります。さらにインスタグラムはシェアやリツートなどの共有機能がなく、拡散力が低いというデメリットがあります。そのため、ホームページでのアカウントの告知や他のSNSと連携して幅広く宣伝することが重要です。

LINE

■運営会社:LINE株式会社
■主な利用年齢層:全世代
■利用者数(2023年7月現在):1億9,800万(国内:9,500万)
■向いている業種:全業種
■特徴
・主要な機能はメッセージなどを送受信できるメッセージング機能。
・複数の友人や家族とグループチャットを作成することが可能。
・有名人や企業、ブランドなどが公式アカウントを運営。
・グループ通話やビデオ通話をサポート。
・スマホ・ケータイ所有者のうちLINE利用率が83.7%と大きなシェアを占める。
LINEは国内で約9000万人に使われているSNSであり、幅広い年齢層のユーザーに広告やクーポンを届けられます。プッシュ通知機能により、企業が配信したメッセージが即座に閲覧される可能性が高く、効果的なコミュニケーションが実現できます。LINE公式アカウントにはクーポン機能やアンケート機能などがあり、無料で利用できるため、集客や販促に便利です。ただし、友だち追加を促すことが重要であり、ブロック機能の存在も注意が必要です。チャット機能も有効に活用するためには、ユーザーとのリアクションを促す工夫が必要です。

Pinterest

■運営会社:Pinterest, Inc.
■主な利用年齢層:30~50代
■利用者数(2023年7月現在):4億6,300万(国内:870万)
■向いている業種:旅行、飲食、アパレル など。
■特徴
・画像や動画のブックマーク作成すること。
・ユーザーと新しいブランドの出会いに繋がりやすい。
Pinterestはユーザーの好みに合った画像をホーム画面に表示し、ユーザーの好きな画像を見つけやすくなります。特に「ズームイン検索」機能が便利で、似た画像を探し出すことができます。また、画像に直接リンクを貼り付けることができるため、他のSNSへの集客にも有効です。フォロワー数とアクセス数は関係が薄く、関連度の高いユーザーに自動的に表示されるため、古い投稿でも継続的に表示される特徴があります。瞬間的な拡散力は他のSNSに比べると期待できないが、じわじわとアクセス数が伸びていく傾向が見られます。

Threads

■運営会社:Meta Platforms, Inc. (旧称:Facebook, Inc.)
■利用者数(2023年7月現在):不明
■主な利用年齢層:10~20代
■向いている業種:全業種
■特徴
・テキストや画像、動画の投稿、共有ができる。
・Instagramアカウントと連携。
・Instagramのストーリーを投稿を共有できる。
ThreadsはInstagramのアカウントと連携できるため、既存のフォロワーとのコミュニケーションを継続できるメリットがあります。無料で全ての機能が利用できる点も魅力的ですが、PCブラウザ版が未対応でPC利用者には不便です。キーワード検索やDMの機能が制限されるデメリットもあります。ThreadsはInstagramと密接に関連しており、アカウント削除にも注意が必要です。安全な利用のため、Instagramとの紐付きを意識し、トラブルを避けるよう留意が重要です。2023年7月現在、新しいサービスなので利用者数は少ないものの、今後増加する傾向にあります。

Youtube

■運営会社:Google, LLC
■主な利用年齢層:全世代
■利用者数(2023年7月現在):20億(国内:7,000万)
■向いている業種:全業種
■特徴
・世界最大級の動画共有プラットフォーム
・ユーザーは個人がアップロードした動画を無料で閲覧することが可能。
・クリエイターに対して、広告収益のシステムを提供。
YOUTUBEの活用には、広告やプロモーションの効果的な展開があります。視聴者が多く、様々なユーザーが集まるため、広告の届く範囲が広く、ターゲットオーディエンスに効果的にアプローチできる点が魅力です。動画コンテンツを通じて企業や商品・サービスの理解を深め、ファンを育成できる利点もあります。さらに、分析データを元に広告の改善が可能です。一方、制作・運用にはコストと時間がかかります。成功するためには高品質なコンテンツや独自のアプローチが求められ、競争が激化しているためノウハウや経験が必要です。また、効果が出るまでに時間がかかることも考慮すべきです。

Tik Tok

■運営会社:ByteDance
■主な利用年齢層:20~40代
■利用者数(2023年7月現在):10億(国内:1,700万)
■向いている業種:エンターテインメント、飲食、美容等
■特徴
・5秒から60秒程度の非常に短い動画コンテンツを共有することができる。
・音楽やダンスに関連したコンテンツが多い。
・多くのインフルエンサーやクリエイターが活躍。
TikTokはスワイプして次の動画へ進むシステムで広告を挿入でき、嫌悪感が少なく新しい顧客を獲得しやすい特徴があります。独自のアルゴリズムにより拡散力が高く、フォローしていないクリエイターの動画も表示されます。動画による広告は訴求力が高く、ハッシュタグ広告なども有効です。ただし、広告感が薄いために直接の売り上げに結びつきにくいデメリットもあります。ターゲットは30代未満の若年層で、若者向けやファッション、音楽、化粧品業界が成功しやすい傾向す。BtoB系商品は拡散が難しいため、適切な企業やサービスの紹介、企業の認知度上昇に寄与できます。

フォロワーの重要性

フォロワーはSNSの活用において欠かせない存在です。
多くのフォロワーがいれば発信した情報を広範囲に拡散させることができ、フォロワーとのコミュニケーションも活発になります。
また、フォロワー数が多ければ多くなるほどブランド力が向上し、マーケティング面において価値が高くなります。
質の高いフォロワーを増やすことで、企業のメッセージがより多くの人に届きます。
フォロワーとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことで、ブランドロイヤルティの向上につなげましょう。

動画コンテンツの活用

動画コンテンツはSNSで特に注目を集めるコンテンツの一つです。企業の製品やサービスを魅力的に紹介するだけでなく、裏側の取り組みや社内の雰囲気を見せることで、企業の人間性をアピールできます。また、動画を活用したキャンペーンやイベントも効果的です。

SNSの活用に必要なスキル

SNS運用に必要な6つのスキル

コンテンツ制作スキル
人気を得るためにはコンテンツ自体に人を惹きつける力があることが重要です。そのため、文章や画像、動画などの魅力的なコンテンツを制作するスキルが必要です。クリエイティブな発想力やデザイン、コピーライティングなどが求められます。
コミュニケーションスキル
SNSはユーザーとのコミュニケーションの場でもあるので、適切な言葉遣いや対応ができることが求められます。ユーザーからのフィードバックに対して丁寧に返信することで、信頼と顧客ロイヤルティを築くことができます。
マーケティングスキル
マーケティング戦略を立てるために、ターゲットオーディエンス(情報やメッセージを伝えたい相手のこと)の理解、ターゲティングの設定、広告の作成と運用などのマーケティングスキルが必要です。
データ分析スキル
投稿や広告の成果を把握するためにデータを分析するスキルが重要です。リーチ数、エンゲージメント、コンバージョン率などの指標を理解し、改善策を導き出すことが必要です。
タイミングとトレンド把握
リアルタイムで情報が流れるため、トレンドを把握し、適切なタイミングで投稿することで、ユーザーの関心を引きつけることができます。
カスタマーサポート
SNS上での問い合わせに対して、迅速で適切な対応を行うサポートのスキルが必要です。
SNSの活用には多くのスキルが必要です。コンテンツ制作スキルでは魅力的な文章や画像、動画の制作が求められます。また、ユーザーとのコミュニケーションの場でもあり、対応が重要です。マーケティングスキルではターゲットオーディエンスの理解や広告の制作と運用が必要です。データ分析スキルによって成果を把握し、改善策を導き出すことができます。

さらに、リアルタイムな情報伝達に対応するためのタイミングとトレンド把握、迅速で適切な対応を行うカスタマーサポートのスキルも重要です。
これらのスキルを持つことで、効果的なSNS活用が可能となります。

SNSの活用における炎上対策

SNSの活用には炎上のリスクも潜んでいますが、適切な対応で事態を収束させることが重要です。炎上が発生した場合は、冷静な判断と早急な対応が必要であり、フォロワーとのコミュニケーションを大切にすることが解決への道となります。

まとめ

SNSプロモーションにおける重要性について説明しました。
SNSはローコストで運用が可能であり、企業のイメージ向上と広告効果の最大化を目指す際に非常に効果的です。
重要な点は、ユーザーとの双方向のコミュニケーションを重視し、一方的な広告ではなくフォロワーのニーズに応えることです。
目的として、企業のメッセージを効果的に発信しターゲット層に訴求力のあるコンテンツを提供することが挙げられます。フォロワーとのコミュニケーションを通じて、企業の信頼性やブランドロイヤルティを高め、顧客満足度の向上にも繋げることが重要です。
効果的に運用するためのポイントは、双方向のコミュニケーションを実現できる点や広範なユーザーにリーチできる点にあります。それぞれのSNSに合わせた運用方法やコンテンツの作成が求められます。
フォロワーは、情報の広範な拡散やブランド力の向上に繋がります。
質の高いフォロワーの獲得とコミュニケーションの大切さを理解し、信頼関係を築くことが成功につながります。
SNSは、お客様のブランドやビジネスを輝かせる重要なツールです。
当社はSNSの運用において、スレッズなど新しい情報や活用方法など豊富な運用経験と専門知識を持ち、お客様のニーズに合わせて最適な戦略を提供することができます。
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